僕はちょっと英語が話せると思っていた。
でも、それは間違いだった。
ひとりで海外をふらふら旅行に行ったり出来るということは、
英語が話せるということだと思っていた。
でも、それは間違いだった。
旅行をするということは、常に「お客様」であるということで、
「お客様」のつたない英語を空港の職員、レストランの従業員、ホテルマンたちが
なんとかして理解してくれていたわけで、
その彼らの努力を、僕は、「自分はちょっと英語が話せる」と履き違えてしまっていたのだった。
このことに気づいてしまった僕のこの恥ずかしさ、情けなさ。
一体どうしてくれようか。